OAC 学生クリボラ2014 被災地に贈るカレンダー作品募集

第6回OAC クリボラ 現地小学生とコラボしてつくる「大槌の宝カレンダー2015」作品紹介

「大槌の宝カレンダー2015」

東日本大震災後、日本広告制作協会(OAC)ではクリエイティブの力で被災された方々に出来ることは何かと考え、岩手県大槌町の仮設団地に暮らす方々に「心の支援」として少しでも気持ちが和らぐカレンダーを制作しお贈りすることにしました。
今年で3回目になるカレンダーは、地元大槌小学校の4年生64名に線画を描いてもらい、それを当協会に所属するクリエイターや学生の皆さんがデザインしました。

表紙

デザイン: 株式会社 アドブレーン 吉澤 あずさ

1 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 6名

×デザイン: 株式会社 伊藤美藝社製版所 森本 英仁

6名の子供たちが各々描いた絵が1つになったカレンダー。新年の最初の月、この絵を見て今年を楽しく迎えるカレンダーであってほしいと思います。

2 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 5名

×デザイン: 株式会社オーディーエフ 
大宮 正紀、藤沢美理、大庭みゆき、安江翼、西智子

ちびっ子たちから届いた絵をバレンタインのチョコにしたよ。チョコっとじゃなく愛情がいっぱいです。

3 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 5名

×デザイン: 株式会社ADKアーツ 澤谷直輝

私も小学校の頃、阪神大震災で仮設校舎で過ごした経験があり、多くの人に支えられて今日まで夢を持って頑張る事ができました。
皆さんにも今までお世話になった方々やこれから繋がっていく人々との縁や絆を大切にして、夢や希望に向かって頑張ってほしいです。

4 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 5名

×デザイン: セットクリエイト株式会社 厚海 亮、宮前法子

子供達の楽しい絵が集まった桜の木を表現しました。
子供達の元気が大槌町の方のエネルギーになり、力強い幹に美しい花を咲かせる桜の木のように力強く復興してほしいという願いを込めました。

5 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 6名

×デザイン: 町田・デザイン専門学校 小寺 慧

子どもたちの個性あふれるイラストを毎日眺めながら、力強く前進し続けてください!!

6 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 5名

×デザイン: セットクリエイト株式会社 小辻禎史、松森みずき

雨の雫をイメージして、水玉を子ども達のイラストを組み合わせました。
明るい色調にする事で、じめじめとした梅雨時期を、「爽やかに楽しく過ごして頂きたい」という思いを込めています。

7 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 6名

×デザイン: 株式会社スタジオゲット 高倉 渓

素敵なイラストをありがとう!元気いっぱいのイラストを見て、私も元気を貰いました。
7月のテーマは『夏休みが来る“わくわく感”』です。沢山の色や柄を使って表現しました。このカレンダーを見た多くの人が笑顔になれたら嬉しいです。

8 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 5名

×デザイン: 大阪コミュニケーションアート専門学校 竹内友梨

夏らしくさわやかな色合いをイメージしました。線画制作の方の個性が際立つよう心がけました。

9 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 5名

×デザイン: 株式会社アド・エンジニアーズ・オブ・トーキョー 
前田 理恵

9月は大槌が祭に燃える月。祭の威勢の良い掛声や、祭期間の大槌の賑わいが宝船の上に大集合!! このカレンダーを見てもらうことで、少しでも皆さんが元気になっていただけたら幸いです。

10 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 5名

×デザイン: 株式会社スタヂオ・ユニ 古賀裕一郎、船木俊作 
イラスト: 稲月ちほ

大槌町には、秋にとれるおいちい食材がたくさんあります。新鮮な食材を見てお腹が空いたり、自分でも旬な食材を使って料理をつくったり。
食欲の秋を心ゆくまで楽しむ、その方法は地元の食材に隠れているかもしれませんね。

11 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 5名

×デザイン: 株式会社 日本デザインセンター 甲田さやか

おいしそうな食べ物、豊かな自然がたくさんある大槌町ですね。
ステキな地元をこれからもずっとLOVEでいてください。

12 月

線画制作: 大槌小学校 4年生 6名

×デザイン: 株式会社ティ・エー・シー企画 藤原真里奈

様々なオーナメントが見え隠れする雪のフレームに、可愛らしいイラストが彩られている様子の絵にしました。
12月は寒さが厳しくなり始める季節ですが、本格的な冬の到来にわっくわくする季節です。元気な一年の締めくくりをお過ごしください。

たからものいっぱい、大槌町