第4回 OAC クリボラ被災地に送るカレンダー

「第4回 OAC クリボラ カレンダー」審査会 総評

この夏の猛暑の中、審査が行われ、アドブレーン制作のフルーツいっぱいのかき氷のイラストに可愛い白熊が描かれ、そっと「夏がく〜る。」とコピーが添えられた 7月が、最優秀作品に輝いた。

第4回 OAC クリボラは過去 3回とは違い、東日本大震災の仮設住宅で暮らす大槌町の被災者の方々に「少しでも心和んで頂くためのオムニバス・カレンダーを制作して届ける」と云うものである。未だに仮設住宅で生活されている被害者のために考慮された視点で私を含め 5名の審査委員によって、協会員 44点、学生(4月・12月)18点の中から 12ヶ月が選抜された。

62点のそれぞれ趣向を凝らした個性派ぞろいの作品の中から、月々のイメージが適切に表現され、玉(日付け)が明快に機能している魅力あるひとつのカレンダーを選ぶことは至難の技である。通常のデザイン作業とは違い、それは審査員 5人であらためてディレクションする作業である。

こうして出来た世にも珍しいカレンダーは学生から専門家まで、18歳から高年齢までの幅のある製作者によって作られ、受け手の方々にとって、月々その趣向が楽しめる優しいカレンダーが生まれることになった。この企画の素晴らしさが少しは実現できたのではなかろうかと思っている。このカレンダーが無事に完成して大槌町に届く日をを楽しみにしたい。

「第4回 OAC クリボラ カレンダー」

審査委員長 勝井 三雄

◎ 応募全作品紹介   ▼職種略号について

最左サイドの作品 ★★★ ★★ が、選考されてひとつの「心和むカレンダー」となった

1月
  • 優秀賞★★
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2月
  • 優秀賞★★
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3月
  • 優秀賞★★
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4月
  • 優秀賞★★
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5月
  • 優秀賞★★
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6月
  • 優秀賞★★
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7月
  • 最優秀賞★★★
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8月
  • 優秀賞★★
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9月
  • 優秀賞★★
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10月
  • 優秀賞★★
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11月
  • 優秀賞★★
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12月
  • 優秀賞★★
  • 佳作
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◎ 職種略号

CD /クリエイティブディレクター AD /アートディレクター D /デザイナー 
C /コピーライター  I /イラストレーター P/フォトグラファー

◎ 選考委員(敬称略)

審査委員長 社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)理事 勝井 三雄
審査委員  経済産業省 メディア・コンテンツ課係長 嶋田 絵里子
審査委員  公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(JAA) 専務理事 藤川 達夫
審査委員  一般社団法人日本広告業協会(JAAA) 専務理事 島田 誠一
審査委員  株式会社電通 ソーシャルデザイン・エンジン 並河 進

 

株式会社1192

CD 鎌倉 生光 Takamitsu Kamakura
AD・D 佐藤 良仁 Yoshihito Sato
I 本田 淳 Atsushi Honda

夏休みは、子供にとって心も体も成長する大切な時期。鯨山をはじめとした、大槌町の自然を背景に、癒しの象徴テディベアのキャラクターで「はじめての夏休みの冒険」を表現しました。

 

株式会社アクロバット

D 福田 亮 Ryo Fukuda

色調を淡くすることで、安心感を与え、梅のアイコンを可愛らしく配置しました。
また、寒色から暖色へ変化するグラデーションを中心におくことで、全体の暖かみを演出しました。

 

株式会社ベルズ Bells Co.,Ltd

CD・C 鈴木 淳 Atsushi Suzuki
AD・D・I 佐藤 良仁 Yoshihito Sato

宮城県で生まれた私(鈴木)が、幼少の頃よく耳にしていた祖父母の古い方言はすっかり死語となりました。それらは東北の大切な財産。そこで、三陸地方を中心とした温かみのある方言で2月の日々を飾りました。

 

株式会社 ADKアーツ

CD 遠山 芳樹 Yoshiki toyama
AD 石原 慎典 Shinsuke ishihara
D 楠 陽子 Yoko Kusunoki
P 馮 学敏 (ひょう がくびん) Gakubin Hyou

2008/5/12 パンダの故郷、中国四川省で大地震が発生。7万の死者と甚大な被害が出ました。写真家馮学敏は地震の前後、唯一人許可され現地でパンダを撮影。貴重な記録を残しました。震災を乗り越えて生きる子パンダの姿は、大槌町の人々を勇気づけ、心を和ませる、と思いこの企画をご提案いたします。

 

株式会社 ティ・エー・シー企画 TAC KIKAKU

AD 生貝 大輔 Daisuke Ikegai
D 佐藤 史欣 Fumiyoshi Sato
D 西大路 裕子 Yuko Nishioji
D 曽 淑君 Tsang Syokun
D 乙黒 健太郎 Kentaro Otsuguro
D 島田 雄介 Yusuke Shimada
D 神谷 亜弥 Aya Kamitani
C 土居 里佳 Satoka Doi
C 若宮 健司 Kenji Wakamiya
C 太田 陽介 Yosuke Ota
CP 谷口 洋治 Youji Taniguchi
CP 明石 玲 Rei Akashi

“楽しい思い出”という花言葉のあるタンポポをモチーフに、「毎日訪れるさまざまな喜びを感じて、幸せいっぱいの1ヵ月を過ごしてほしい。」という思いを込めました。大槌町にたくさんの笑顔が花開きますように。

 

株式会社アド・パブリシティ AD.PUBLICITY.CO.LTD

D 三枝 倫子 Saegusa Noriko
C 佐藤 幸代 Satou Satiyo
C 永井 寿実 Nagai Hisami

この季節の身近な生き物「カエル」をモチーフに、降る雨が花に変わる情景を明るく童話的に描きました。毎日の小さな幸せを感じて、みんな元気に!──と。「また明日!」という友達言葉が温かく伝わると嬉しいです。

 

株式会社伊藤美藝社製版所 Itoubigeisha Seihanjo Co.,Ltd

D 西村 春恵 Harue Nishimura

毎日の心和んだ出来事を書き込み、共有することで、過ぎてしまえば終わるものではなく大切に残しておきたくなるようなカレンダーとなるよう願い制作しました。

優秀賞

株式会社東京アドデザイナース

D 長谷川 亮 Ryo Hasegawa
D 山根 国裕 Kunihiro Yamane
D・I 木村 彩 Aya Kimura
C 石澤 孝記 Takaki Isizawa

復興への祈り、エールを笑顔の大漁旗に込めました。大槌のみなさんの毎日に少しでも彩りを与えることが出来ればと願っています。

 

株式会社アズ・アソシエイツ AS&ASSOCIATES INC.

AD 青木 茂喜 Shigeki Aoki
D 関 大輔 Daisuke Seki
P 藤川 日出夫・Hideo Fujikawa

3月11日は、被災された方々はもちろん、私たち日本人全員にとっても特別な日です。2年目のこの日を迎え、「ともしび」を灯すことで、心新たに震災からの復興を祈ります。

 

株式会社 エー・ティー・エー

AD・D・I 中村 武俊 Taketoshi Nakamura

震災のため存続の危機にあった9月に行われる小鎚神社祭典の「虎舞」。後継者の力で再び躍動した「虎舞」を復興の力にもなるよう、てまひまをかけた切り絵で形作りました。

 

ブルース株式会社 blues corporation

CD・AD・D・C・P・カリグラフィー 河村 寛 Hiroshi Kawamura

「食」は元気をもたらす源。苦労された方ほど毎日普通に食べられることの幸福を知っておられる。美味しいものを食べるということより、何でもないものを美味しく食べられる幸せ。毎日幸せに食べて、いつもお元気で!

 

マルキンアド株式会社 MARUKINAD

AD 米持 幹雄 Mikio Yonemochi
D 金子 利之 Toshiyuki Kaneko

日ごとに迷路が楽しめるカレンダーで、日々を楽しんでもらいたいという想いをデザイン。

 

株式会社 スタジオゲット STUDIO GET CO.,LTD.

CD 佐野 政也
D 服部 公貴

今を生きている人は地上から月見を。
亡くなられた方も、もしかすると月からこちらを見守ってくれているかもしれません。
満月と一緒にのんびり笑って過ごせますように。

 

タックワン株式会社

D 東山 富士男 Fujio Higashiyama

東北の人々が熟知している幸運を呼ぶ福の神「仙臺四郎※」と共に笑い合い福を呼ぼうというビジュアル。
※ せんだいしろう:明治時代、立ち寄る店は商売繁盛、家や人々に福をもたらし福の神と云われた実在の人物。

 

株式会社東京グラフィックデザイナーズ TOKYO GRAPHIC DESIGNERS INC.

AD 杉田 倫人 Michito Sugita
D 杉田 倫人 Michito Sugita
C 大橋 瑞穂 Mizuho Ohashi
P 安達 貴之 Takayuki Adachi

生の源「食」をテーマに、大槌町名産の鮭でお弁当を作りました。今ではなく後で食べる為に作るお弁当はある意味とても前向きなメッセージ。満ちたお腹から力が湧くように、これが微かでも人の力となることを願って。

 

株式会社大阪宣伝研究所・OSAKA SENDEN KENKYUSHO CO.,LTD.

AD 阪田 昌弘 Masahiro Sakata
D 瓜生 友香 Tomoka Uryu
D 木村 亮 Ryo Kimura
D 松井 鴻太 Kota Matsui
モデル 泉 翔太 Shota Izumi
モデル 岸本 華和 Haruna Kishimoto
モデル 服部 悠夏 Yuka Hattori
モデル 吉村 秀太 Shuta Yoshimura

毎日「玉」を見るたびに、思わず笑いがこぼれるようなカレンダーの制作を目指しました。コンセプトは「大阪から岩手へ、満点の笑顔をお届けしたい。」被災地の人々が毎日笑って暮らせるように、願いを込めて。

 

株式会社ジーエイト

AD 前田 秀行 Hideyuki Maeda

おそらく誰もが耳にしたことがあるであろう、真夏の風鈴の音は、心にやさしく響くやすらぎを与えてくれるもの。夏の風物詩をモチーフに、ただただ毎日を笑顔で和んでもらいたいという願いです。

 

株式会社 山崎デザイン事務所 YAMASAKI DESIGN CO,LTD

CD・I 山崎 晃 Akira Yamasaki
AD 豊田 一輝
D 守田 菜子
C 都竹 玲子

10月は寒露に入り山はそろそろ冬支度です。紅葉がきれいな日光街道と世界遺産で人気のある日光東照宮を描きました。

優秀賞

株式会社スタヂオ・ユニ STUDIO UNI

D 林 和昭 Kazuaki Hayashi
C 関川 みどり Midori Sekikawa
I 布川 愛子 Aiko Fukawa

大槌町の"町の木"にも指定されているケヤキが、 秋の深まりとともに黄色や赤に色づく様を表現。 カレンダーを目にする度、「大槌町の美しい自然」と、「季節の移ろい」を感じてもらえるビジュアルを目指しました。

優秀賞

株式会社東京ニュース TOKYO NEWS INC.

CD 南波 重信 Shigenobu Namba
AD・D 長友 誠 Makoto Nagatomo
I 松山 あさみ Asami Matsuyama(フリーランス・Free lance)

夏は、子どもたちまた家族にとって、楽しい思い出ができる季節。夏の風物詩的な風景や日本人の記憶の中にある思い出の断片。こんな楽しくて幸せな風景を思い出してもらいたい、の想いを可愛いイラストに託しました。

 

株式会社 博報堂プロダクツ

D 藤井 彩子 Ayako Fujii
C 井戸 菜三恵 Namie Ido
I 藤井 彩子 Ayako Fujii

冬の寒さにからだや心が負けてしまわないよう、高齢者の方が手軽に運動できるきっかけを作りたいと考えました。皆さんがカレンダーの周りに集まり、からだを動かして、心まであたたまってくださることを願います。

 

株式会社 電通テック DENTSU TEC INC.

AD・D・C・I 新實 将人 Masato Niimi

五月の象徴である鯉のぼりを、実際に切り取り、どこにでも貼ることのできるカレンダーにすることによって、家族やお友達の方々との会話や心が和む時間のきっかけになれたらいいな、という思いを込めました。

 

株式会社アイ・エヌ・ジー

CD 臼田 宗太郎 Sotaro Usuda
AD 池端 真由 Mayu Ikehata
D 池野 春菜 Haruna Ikeno
I 小森谷 紗葵 Saki Komoriya

毎日異なるほのぼのとしたイラストを見ることにより、震災前の家族と共に生活していた「平穏で普通の生活」への目標を忘れず先の希望を見つめ日々力強く努力して頂きたい。穏やかな生活を心から祈念いたします。

 

錦明印刷株式会社

AD・I  根立 隆 Takashi Nedachi

週末の散歩道にある鄙びた商店。新緑が少し濃くなってきて、お店の藤棚も見頃になっていた。ガラス戸には、『ラムネあります』と書かれた紙が貼ってある。もうすぐ夏だ。「ふぅ」と力が抜けて、しばらく眺めていた風景です。

 

リンコムアソシエーツ有限会社  Lincom Associates

D 山本 国大 Kunihiro Yamamoto

見ていただく方に少しでも心の安らぎを感じていただけたらと思い、子どもをモチーフにカレンダーを制作いたしました。少しでもお役にたてることができれば幸いです。

 

株式会社 モスデザイン研究所 mosdesign laboratory inc.

D・I 續田 功太 Kota Tsuzukida
C 船渡川 由夏 Yuka Funatogawa

震災があった3月は、人と人とのつながりを強く意識する月。一日が終わるごとに、家族や仲間を想いながら「表情」を描いてもらいたい。そこにたくさんの「笑顔」が咲けばいいな、そんな願いを込めて作りました。

 

相互印刷工芸株式会社

D 谷口 絵里 Eri Taniguchi

誰でも美味しそうに食べ物を頬張る瞬間は、ホッとしたり和やかな雰囲気が溢れていると思います。何かを伝えるのではなく、ただ単純にそういうシーンを見て和んでもらいたいと思い制作しました。

 

株式会社 東北新社

AD 飛鳥 武士 Takeshi Asuka
D 佐々木 翔子 Shoko Sasaki

日常のちょっとしたことで笑えたら、その間は少しでも心がほっとするのではないか。そんな思いで、“1ヶ月間、毎日笑おう!”というコンセプトでこのカレンダーを制作いたしました。

 

株式会社 山田写真製版所 YAMADA PHOTO PROCESS

CD 夏目 淳一 Junichi Natsume
AD・D 素村 望 Nozomi Somura
ADV 増田 隆一 Ryuichi Masuda ※ADV…アドバイザー

6月の景観を心象風景として切り取った。理想郷イーハトーブのようにどこか懐かしんでもらえたら幸いです。

 

株式会社ユー・ピイ・アール UPR,INC.ADVERTISING

CD 高山 理 Osamu Takayama
AD 佐藤 匠 Takumi Sato
D 粉川 有衣子 Yuiko Konakawa
C 田中 敬士 Keiji Tanaka
I 粉川 有衣子 Yuiko Konakawa

仮設住宅の高齢者の皆様は、運動不足になりがちなのではと察します。そこで、楽しみながら無理なく行える体操を習慣にして、皆様が健康に過ごせるように、また親睦を深めることができるようにとの願いをこめました。

 

株式会社スナップ SNAP CORPORATION

AD・D 山本 勲 Isao Yamamoto

心の中にある美しい故郷を想い、実際に木を削り、彩色し、観賞用のルアーを創りました。塗り絵に色をつけて子供たちとの対話の手段一助になればと思っています。

 

株式会社日本デザインセンター NIPPON DESIGN CENTER

AD・D 荒井 康豪 Yasuhide Arai
C 鈴木 伸彦 Nobuhiko Suzuki

いろいろな楽しい事やドラマがあって、元気でにぎやかに過ごせる毎日をおくってもらいたいと思います。

 

スタジオビッグ STUDIO VIG

D 桐山 聡 Satoshi Kiriyama

風をはらませなびく鯉のぼり。
風に向かっていき、それが強ければ強いほど元気よく泳いでいる。
鯉のぼりが風になびく動きからは力強さや生命力が感じられる。
その感動を鯉のぼりのイラストや月に込めて表現しました。

 

株式会社セットインターナショナル SET International Incorporated

CD 小辻 禎史 Tadashi Kotsuji
D 松森 みずき Mizuki Matsumori
D 谷川 菜穂 Naho Tanigawa
C 高橋 忠相 Tadasuke Takahashi

大槌町の「大寒みそぎ」を題材にふんどし姿の人々をデザイン。復興にかける人々の力強さを表現するとともに、人で表した数字の楽しさも感じてもらえたらと思います。1年の始まりを「新たに気を引き締めて迎える」そんな気持ちを込めました。

 

有限会社クリアーレ creare

D 笠原 彩名 Ayana Kasahara

カモミールの花のように力強く生きてほしいという想いを込めました。

 

株式会社エフエイトフォトスタジオ F8Photo studio Inc.

AD 佐藤 昭一 Shoichi Sato
P 児島 大文字 daibunnji Kojima

ずっと飼いたかった猫。愛おしい子猫の時代はあっという間。そんな貴重な「時間」を留めてみました。

 

有限会社ブレインカフェ braincafe

AD・D 北村 怜子 Reiko Kitamura
AD 棟田 夏子 Natsuko Muneta
D 田村 航太 kota Tamura
I 吉田 真理 Mari Yoshida

長く続く梅雨の時期も、これを見て楽しんでもらえたらと思い制作しました。

最優秀賞

株式会社 アドブレーン ADBRAIN.Inc

CD 深谷 高信 Takanobu Fukaya
AD 白石 千尋 Chihiro Shiraishi
D・I 橋 千佳 Chika Takahashi
C 篠原 有佳 Yuka Shinohara

『どんくさいし、くだらない。』でも、人がそういうモノに出会った時に感じる、小さくて柔らかい気持ちは、心を和ませる一番の薬だと思います。毎日の生活がちょっと柔らかく、ちょっと和やかになりますように。

優秀賞

株式会社OFFICE K3 OFFICE K3

AD 山口 翔 Sho Yamaguti
D 藤田 紗弓 Sayumi Fujita
I 牛田 奈穂 Naho Ushida

「しあわせを知らせる花」それはタンポポ。
ちから強く・・・、飾らない輝きがとても眩しいタンポポ。
ふんわり無数の綿帽子が春のあたたかな風に乗って、みんなの“しあわせ”届けます〜

優秀賞

株式会社オックス OX CO.

D 小泉 理恵 Rie Koizumi

2 月上旬に岩手で開催される雪祭りより、温かい気持ちで雪景色を見る風景を切り取ったデザインです。障子戸の区切りの上にタマを載せる事で曜日と数字を見やすくしました。

優秀賞

株式会社 エディターシップ Editorship Co.,Ltd.

AD・D 梨木 崇史 Takashi Nashinoki
I いわしろ いずみ Izumi Iwashiro

震災の1年後に大槌町を訪ね、一面、住宅の基礎だけが残る茫漠たる風景に言葉を失いました。再びあちこちに力強く木々が育ち、子どもたちがどんぐりを拾って遊べるような町に。そんな季節の到来を願って作りました。

優秀賞

株式会社アド・エンジニアーズ・オブ・トーキョー
ADVERTISING ENGINEERS OF TOKYO Inc.

CD 大和田 伸一 Shinichi Owada
AD・D・I 木村 将海 Masami Kimura
C 原田 剛志 Tsuyoshi Harada
C 安田 慎一 Shinichi Yasuda

春を探しに出かけよう――自然に恵まれた大槌町周辺で5月に出会える草花や鳥を紹介。仮設住宅の中にいるだけでは気づきにくい発見を伝えることで、「お出かけ」や「ちょっとした気分転換」をする切掛けになれたらと思います。

優秀賞

株式会社プランテーション PLANTATION

AD・D 水野 大介 Daisuke Mizuno

1月の仮設住宅は、大きくないであろう窓も保温のため閉められていることと思います。ですから、開いた窓をひとつ増やしました。そしてそこからは実際の鉛色の空ではなく青空が見えるといいなと思います。

優秀賞

株式会社オーディーエフ

CD 大宮 正紀 Masanori Omiya
AD・D 藤澤 美理 Miri Fujisawa
I 宮田 恵 Megumi Miyata

子どもの頃、十五夜の時「月でうさぎが餅つきをしているよ」と母が昔話を聞かせてくれました。そんな昔話に登場する月と収穫(岩手米など)を祝うお月見のビジュアルで、ほっと和んでいただけたら幸いです。

優秀賞

町田・デザイン専門学校 Machida Design College

CD・D・I 栗山 早紀 Saki Kuriyama

被災地の方に送るカレンダーの4月。真っ先に桜が思い浮かびました。大震災によって桜が見られなくなってしまったと聞き、少しでも多くのところで、すばらしい桜がまた見られますようにという思いを込めました。

優秀賞

町田・デザイン専門学校 Machida Design College

CD・D・I 吉田 ひかる Hikaru Yoshida

12月は寒い寒い真冬なので見ているだけで心が暖まる可愛い冬のキャラクター「雪だるま」を描きました。日曜日の印は赤いマフラーで表現してちょこっとした工夫を凝らしました。

 

東洋美術学校 TOYO INSTITUTE OF ART & DESIGN

D・I 池田 由香 Ikeda Yuka

街はイルミネーションでキラキラと輝き、家の屋根には雪がまるでお菓子の家のようにデコレーションされています。12月は最も日本がメルヘンの世界に近づく季節です。

 

東洋美術学校 TOYO INSTITUTE OF ART & DESIGN

D・I 田鎖 あゆみ Tagusari Ayumi

春、桜は力強く美しい。何にも負けない生命の迫力を感じます。そんな美しい生命を表現するために、優しい桜色をもう少し濃く表しました。

 

日本デザイナー学院

D 大津 志門 Shimon Ootsu

季節を感じられるデザインを考えました。ニットで絵柄を表現し、暖かさや温もりを感じていただけるよう心がけました。絵の中に新芽を入れることで、春の訪れを表現しました。

 

日本デザイナー学院

D 大沼 秀和 Hidekazu Oonuma

「春が来た!」部屋の中にも。そんな気持ちになってくれたら。

 

東京デザイン専門学校 TOKYO DESIGN ACADEMY

D 辻岡 翔 Sho Tujioka

日を追うだけでなく、見た人がクスッと笑ったり、暇つぶしになったり、友達との話のネタになったり、そんな心和む娯楽を提供できないかと考え制作しました。

 

東京デザイン専門学校 TOKYO DESIGN ACADEMY

D 清水 明日香 Asuka Shimizu

命芽吹く春。4月に咲く花々。みんなこれからです。

 

大阪コミュニケーションアート専門学校 Osaka Communication Arts

CD 宇陀 妥真 Kotomi Uda

壁が寂しいと思ったので、カレンダーの壁に掛けるとそこから暖かくて華やかな空気が吹き込んでくるようなイメージで制作しました。花に囲まれるように、幸せな気持ちになっていただければと思います。

佳作

大阪コミュニケーションアート専門学校 Osaka Communication Arts

CD 森上 茜 Akane Morigami

一つのことをみんなで協力して創る姿を、冬のモチーフ(ツリー、雪だるま)で表現しました。

 

女子美術大学

D 竹川 風華 Fuuka Takekawa

12月、寒さが厳しくなってくる中、この2羽たちを通して皆さんが“ほっこり”としてくれたら。そんな気持ちが少しでも多く届くことを願っています。

 

女子美術大学

D 榊原 恵美 Emi Sakakibara

暖かな春を梅の花や四つ葉のクローバーをモチーフに明るく爽やかに描きました。少しでも前向きに元気な気持ちになれるように祈っています。

 

日本電子専門学校 Japan Electronics College

AD 加藤 敦史 Atushi Kato

4月の便りをイメージし、手紙から桜の花が舞っている様子をイメージしました。全体的に暖かみのある色にまとめ、復興への希望や思いを暖かく表現しました。

 

日本電子専門学校 Japan Electronics College

I 志賀 浩規 Hiroki Shiga

12月ということでクリスマスの楽しい雰囲気と、寒空の女の子の気持ちを表現しました。リアルタッチのイラストと手書き風のイラストを組み合わせたビジュアルに仕上げました。

 

東北電子専門学校 TOHOKU COMPUTER COLLEGE

AD・D・I 鈴木 莉奈 Marina Suzuki

このカレンダーをみた方が温かい気持ちになれるよう、暖色を基調にしたデザインにしました。うさぎと一緒に、冷たい雪を鬱陶しく思うのでなく、楽しめる気持ちになってくれれば幸いです。

 

東北電子専門学校 TOHOKU COMPUTER COLLEGE

AD・D・I 阿部 隼次 Shunji Abe

仮設住宅の中に4月の明るい空気感が出せたら。少しでも皆様の励みになればと思っています。

 

東京造形大学 Tokyo Zokei University

G 李 暁晨 Gyoushin Li

虹の花。
心地よいものを描いて、被災地の皆様に温かい気持ちを伝えるために、制作しました。

 

東京造形大学 Tokyo Zokei University

G 李 暁晨 Gyoushin Li

クリスマスと雪。
心地よいものを描いて、被災地の皆様に温かい気持ちを伝えるために、制作しました。