開催日:2016年11月13日(日)11時~
会場 :岩手県大槌町「シーサイドタウンマスト」
まずは、いつもの定点観測。
今回は道が出来ています。なぜか電柱が多い。
昨年、2015年11月。
クリボラカレンダー制作も今年で5年目。今回初めて地元大槌で展示会を開催。 本日は平野町長、大槌学園の大森学園長、吉里吉里学園小学部の佐藤副校長、そして我々と大槌町との接点となっていただいた佐藤幸子さんをお招きしての贈呈式を行いました。
贈呈式前には、カレンダーになった作品以外も出力した全55作品の中から自由に組み合わせて持ち帰ってもらうイベントも行い好評でした。
司会進行は当協会会員社の渡辺さんが担当。
当協会の梶原副理事長は、素敵な言葉を考えてくれた子どもたちのキャッチコピーを紹介。「デザイナーもやりがいがあったと思う、これからもカレンダー制作に限らず、何かしらのお手伝いをしていきたい」と述べ、平野町長へ贈呈。平野町長からは、この5年間のカレンダー制作への感謝を述べられたのち、「この故郷を思う子どもたちの言葉で完成したカレンダーは、大槌町の魅力を全国に発信するものであり、今後も大槌と日本広告制作協会の絆が深まることを祈念します」と締め括られました。
続いて、この大槌との取り組みを先導してくれた当協会の村上さんから、今回の内容を説明。
「出前授業で、大槌学園、吉里吉里学園を訪問し4年生がはたしてキャッチコピーが書けるのか、表現豊かに出来るのか不安でしたが、ふたを開けてみるとこのような素敵な言葉を紡いでくれました。カレンダーに限らず、大槌がこれからもっと元気になるように、観光ポスターに展開するなど子どもたちの言葉を使って、地元のひとが地元のよさを伝える役割になるとも思います」と述べ、最後に今回忙しい年間カリキュラムの中、授業を行わせていただいた大森学園長、佐藤副校長に謝意を伝え、両先生への贈呈に移りました。
大槌学園の大森学園長からは、「昨日新校舎の落成式を行いましたが、今回のキャッチコピーづくりは、まだ仮設校舎での授業でした。わいわいとみんなで考えながら素敵な言葉を考えてくれました」。
また吉里吉里学園の佐藤副校長からは、「子どもたちに全く何もないところから新しいものを生まれるという体験をさせていただいたことがありがたかった。また、4年生が大槌のことをよく考えてくれていることがわかった。これは、現場にいても気付かなかったこと。自画自賛になりますが、われわれの取り組んでいる「ふるさと科」の授業が方向性としても間違いではなかったと思った次第です。
今後もこのような取り組みを継続するようなお話も伺っていますが、今後は「現場とのマッチング」の視点を持たないと、なかなか続いていかないと思います。授業の時期などを含め、協力できるところは協力していきたいと思います」と述べられた。
最後に、佐藤幸子さんに贈呈です。
佐藤さんは、第1回目のカレンダー展を銀座三越で行った際に、震災の様子などを語っていただいています。ご本人は迷われたようですが、今後このような震災で犠牲者を出さないために必要だと、出演してくれました。佐藤さんからも当協会への謝意、「子どもたちの良さをたくさん引き出してくださって本当にありがとうございました」と述べられました。
以上をもって贈呈式は終了しました。
日時:2017年1月17日(火)17時45分
会場:六本木ヒルズクラブ
カレンダーに選ばれた作品を制作したクリエイターの方々に、感謝状の授与を行いました。感謝状は、宇垣クリエイティブ部会部会長より授与されました。
受賞者のみなさん