まず、大槌学園小学部と吉里吉里学園小学部の全4年生約80名から、大槌の誇りや夢を表現したキャッチフレーズを募ります。募集にあたっては、大槌の多彩な魅力をカレンダーに展開するため、「海(自然)」「祭り」「暮らし(生活や食の魅力)」の3カテゴリーを児童に振り分けます。同時に、OACのコピーライターがユニークな出前授業「おおつちのキャッチフレーズをつくろう!」を両校で実施し、インパクトあるフレーズづくりを楽しく教えます。子どもたちはこの授業を通じて、言葉による表現を磨くとコミュニケーションが大きく変わることも学ぶはずです。
また、さまざまな職業や立場の方12人にもフレーズづくりを依頼します。こどもから大人まで、町ぐるみでわが町の魅力と元気を伝えるカレンダー制作にチャレンジしていただきます。
寄せられたすべてのキャッチフレーズを1月から12月に振り分け、それを手がかりとしてOACの会員社や会員校などのクリエイターが各月のデザイン制作を競います。
各月ごとの作品群の中から、優秀作品をクリエイティブ部会において1作品ずつ選出。A2版のカレンダーに印刷・製本します。本年は初めての試みとして、希望者には選外作品も含めて全作品から好みの作品で12カ月を取りまとめた印刷・製本をA3版でお応えすることも予定しています。
完成したカレンダーは、11月中旬に大槌町へ持参し大槌学園小学部と吉里吉里学園小学部、仮設住宅の集会所に御礼のご挨拶に伺います。同時期に、町内施設などで参加全作品のカレンダー展開催も検討しています。
また県内外のマスコミに向けたパブリシティ活動を行い、広く大槌町の存在をアピールすることも促進します。
A2版・14シート・2000部(内1500部を大槌町へ贈呈します)
*仕様。スケジュール等は変更の可能性があります。